自律神経とは
汗をかいたり、心臓を動かしたり、人間は自分で意識することなく活動することができます。このような活動をコントロールしている神経のことを、総称して自律神経と呼んでいます。
自律神経は、大きく2種類に分類されます。
1つが交換神経と呼ばれるものです。何かに驚いたときに、目を見開いたり、緊張したときに手に汗をかいたり。このように、人間の『活動』をつかさどっている神経のことを言います。
交換神経は、生物として自然界を生き残るために発達した神経といわれています。例えば、突然、外敵にでくわしたとき。こういう切羽詰ったときには、意識的に判断してから行動していたのでは命の危険にさらせれてしまいます。考えるよりすばやく反応して動かなくてはなりません。
もう1つは、副交換神経と呼ばれるものです。こちらは、『休息』をつかさどっている神経のことを言います。
人間はいつでも活動しているわけではありませ。ゆっくり眠ったり、食後に食べものを消化したりします。副交換神経は、このような休息時に働く神経なのです。
逃げるか闘うかのための『活動』を制御する交感神経。そして『休息』のための副交感神経。交感神経と副交感神経の2つは、バランスを保っています。このバランスは、人間が自分の意志で保とうとする必要はありません。周囲の環境に応じて、身体が自然に調節しています。
つまり、神経そのものが意識を介さずに『自律』しています。だから、これを自律神経といいます。自律神経がきちんと働いていてはじめて、人間や動物は健康な生活を営むことができるといえるでしょう。
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